苦しい時に兄から渡された1万円の思い出

私の兄はお金に関しては、本当に細かいところがあるんです。昔から自分が欲しい物があると、他の物をろいろ我慢して、達成出来る目標のお金が貯まるまで、こつこつ貯めるタイプなんです。お昼代を節約してでも、そうしていました。

兄は子供の頃から、どちらかというとケチで、貯めて高額な欲しい物を買うタイプなんです。私はその逆で、貯める前にすぐ使ってしまいます。そんな兄なんですが、20代後半で私が先に結婚して、結婚してすぐの頃は、旦那の給料も少なく、毎月のやり繰りが大変だった時期が暫く続いていたんです。その時期は、欲しい物も買わずに我慢していたんですが、それを知ってか、ある時兄が私に、1万円を渡してくれたことがあったんです。自分の欲しい物でも買って、と言って渡されたんですが、その時は正直兄からお金を貰うなんて思っていなくて、びっくりしたのと同時に、兄の優しさに凄く嬉しく思いました。その1万円は、暫くは財布の中にお守りとして入れていたんですが、やっぱり家計が苦しくて使ってしまいまいました。借り入れ


その時のお金はもうありませんが、あの時兄から貰った1万円のことは、この先もずっと忘れられない大切な思い出の一つです。

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